モンゴル文化芸術フェスティバル

今日は、豊洲のシビックセンターで開催されていたモンゴル文化芸術フェスティバル2018に行ってきました。

こちらは、亜細亜大学名誉教授の鯉渕信一先生の講演の様子。「モンゴル世界の面白さ—『移動』が育む価値観」というテーマで、モンゴル人のライフスタイル、思考、生き方について様々な角度から紹介されていました。「モンゴル人はなんぞや」的な話になると、「遊牧民だからさ~⇒⇒ルールとか約束事とかゆるめだし、その日暮らしだよねぇ⇒⇒しかも、めっちゃ自由人で、基本みんな個人プレーじゃない?⇒⇒同じアジアだけれども、顔も薄めだけれども・・・それでもやっぱり日本人とは似て非なるものなり」という感じでモンゴル関係者の間では共通認識が持たれているかと思いますが、今日の鯉渕先生のお話では、こういったモンゴル人の特徴、価値観に至る背景について、具体的なエピソードを添えて大変分かりやすく紹介されていました。きっとモンゴル初心者の方も「あ、そういうことなんだ!」と納得感を持ちつつ、モンゴルについてより身近に感じることができたのではないでしょうか。(モンゴルワールドへようこそ!)

 

もう一方のゲストスピーカーは、絵本作家のボロルマーさんとガンバーさん。ボロルマーさんはモンゴル文化芸術大学を卒業後、2008年に来日。2004年には第14回野間国際絵本原画コンクールで『ぼくのうちはゲル』がグランプリ受賞、また、2013年にはボローニャ国際絵本原画展で入選する等、モンゴル絵本の魅力を世界に発信し続け、その功績が認められています。会場には、ボロルマーさんの代表作『トヤのひっこし』の展示がされていましたが、とても繊細なタッチで、色鮮やかに生き生きとモンゴルの遊牧生活、家畜や子ども達の様子が描かれています。気になる方はこちら(Click!)から購入できますよー!

 

 

そして、会場にはこんな絵も飾られていました。

 

作者は・・・・元横綱日馬富士関!ご本人の四股名にちなんで、富士山の絵を描くのが好きだそうです。尾木ママinモンゴルの回(Click!)でもご紹介しましたが、お相撲を引退した後は教育者として、そしてアーティストとしても引き続き活躍中の元日馬富士関。今後の活躍が楽しみです。

今回のモンゴル文化芸術フェスティバル2018の主催は、神保町にあるモンゴル語教室「ノタック」です。私もお世話になっていますが、日本でモンゴル語を学べる貴重な教室なので、興味のある方は是非ノタックのHPClick!)をのぞいてみてくださいね。

 

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鹿野 詩織
鹿野 詩織(かの・しおり)

8歳の頃、初めて出会った海外の友人がモンゴル人だったことがきっかけで、モンゴルに憧れを抱く。 早稲田大学国際教養学部在学中にモンゴル国立大学への留学が実現。 卒業後、アクセンチュア株式会社、外務省勤務を経て、日本国際協力センター(JICE)にて、モンゴルにおけるJICAの人材育成プロジェクトに携わる。 モンゴル滞在中は、孤児院支援、遊牧生活、起業も経験。 現在は早稲田大学公共経営大学院に在学し、モンゴル研究、通訳、執筆活動等を行っている。

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