秋田犬「マサオ」とモンゴル犬

元横綱朝青龍関に、秋田犬が贈呈されるそうですね!(Click)

秋田犬といえば、ロシアのフィギュアスケート金メダリストのザキトワ選手に贈呈された「マサル」が話題になっていましたが、今回元朝青龍関に贈られる犬は、マサルの従姉妹なんだそう。気になる名前は「マサオ」というらしいですよ。THE日本男児!という感じの名前ですが、「マサオ」ならモンゴル人にも言いやすい音の並びなので、きっとモンゴルでも名前を覚えてもらえるでしょう♪日本とモンゴルの架け橋になってくれることと思います。

さてさて、モンゴルで犬と言えばモンゴル犬。目の上に2つの丸いマロ眉のようなマークがあり、「四つ目」に見えるのが特徴です。遊牧民にとって、生活を共にする犬は欠かせないパートナー。自然と共存しながら生きる遊牧生活は、雪害をはじめとする自然災害や、草原に暮らす野生動物の脅威と常に背中合わせです。体が大きく、寒さの厳しいモンゴルの気候にも適しているモンゴル犬は主人には非常に誠実ですが、外部者やオオカミなどの天敵の気配を感じると容赦なく吠えたてて、家畜と家を守ります。実は、犬の先祖はモンゴルとネパールにいたという研究結果があり、モンゴル人は地球上で最も長く犬とパートナーシップを築いてきた民族との説も。モンゴル人は今でも家畜、特に馬と犬を大事にしますが、「犬はモンゴル人の1番の友達」と言われるほど、生活上も精神的にも密接なパートナーです。ただ、社会主義崩壊後、遊牧民数の減少に伴いモンゴル犬も激減し、今では絶滅寸前とも言われているほど。最近は、モンゴル犬の赤ちゃんは高額で売買され、ときには草原に「犬泥棒」が出没するほどの事態です。10年ほど前までは、ウランバートルにもたくさん犬がウロウロしていたのですが(モンゴル犬ではなく、雑種犬)最近は全く見かけなくなりました。狂犬病などの危険もあったので、国が一斉に処分したという話も聞きましたが・・・・犬の殺処分は日本でも問題になりますが、悲しいことですね

モンゴルでモンゴル犬に会えたら、とってもラッキー!草原で犬がいたら「マロ眉」があるかどうか、是非注目してみてください😊

 モンゴル犬の赤ちゃん・・・ものすごーーーくかわいいです♡♡

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鹿野 詩織
鹿野 詩織(かの・しおり)

8歳の頃、初めて出会った海外の友人がモンゴル人だったことがきっかけで、モンゴルに憧れを抱く。 早稲田大学国際教養学部在学中にモンゴル国立大学への留学が実現。 卒業後、アクセンチュア株式会社、外務省勤務を経て、日本国際協力センター(JICE)にて、モンゴルにおけるJICAの人材育成プロジェクトに携わる。 モンゴル滞在中は、孤児院支援、遊牧生活、起業も経験。 現在は早稲田大学公共経営大学院に在学し、モンゴル研究、通訳、執筆活動等を行っている。

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