ヒップホップはモンゴル発祥!?

皆さんは『モンゴリアンポップカルチャー』と聞いて、どんなイメージが浮かびますか??お相撲と馬の印象が強いモンゴルですが・・・実はポップカルチャーもかなり面白いんです!

まずは、今月17日に1日限定で公開された映画『モンゴリアン・ブリング』。私は残念ながら観ることができなかったのですが、ご覧になった方いるでしょうか!?

作品紹介(Click):モンゴルの首都・ウランバートルに生きる若者たちに焦点を当てた本作では、ラッパーを目指して初めてのアルバム制作に挑む女性や、伝統的な音楽要素を交えた楽曲で自身のアイデンティティを確立しようとするアーティストたちの姿が切り取られる。監督はオーストラリア出身のテレビカメラマン、ベンジ・ビンクスが務めた。YouTubeで公開された映像には、社会主義が崩壊したあとのモンゴルでヒップホップがダンスとして広まった背景が解説されるほか、伝統民謡の語り口調などから「ヒップホップはモンゴル発祥」と話す男性の姿が収められている。

Youtube映像はこちら(Click

「アーティストは社会を治す医者なんだ。」

「西洋文化を直接真似してもダメ。自分たちのルーツを考えるべき。」

と、強く印象に残る言葉が語られています。彼らの言葉からも伝わってきますが、モンゴル人は自分たちの文化やルーツにとても強い愛着と信念があるのを感じます。かつてモンゴル帝国という巨大国家を築いた民族であるという誇りと、現在は約317万人の人口で中国・ロシアに囲まれながら生き抜かなければいけないという危機感が、伝統文化や自分たちのルーツへ一層の関心を抱かせるのでしょうか。

わたしはヒップホップに詳しくないので、本当にヒップホップがモンゴル発祥なのかはよく分かりませんが、確かにモンゴルの民族音楽には、早口で言葉を詰め込んでメッセージを伝えるヒップホップ的な要素が入っています。作中では、シャーマニズムとモンゴリアンヒップホップとの関係性なども描かれているそうで、モンゴル社会・文化を知るうえで欠かせないエッセンスがギュッと詰まった作品であることは間違いなし!1日限定上映だったのが残念ですが・・・どこかでまた観る機会がありますように!

そしてもうひとつご紹介したいのがこちら(Click)

この曲、大好きなんです~!耳に残るメロディーと、そして何よりミュージックビデオのセンスが好きです。笑 歌っているのは、Ukaというシンガー。もともとはKiwiという3人組のガールズグループで歌っていましたが、最近はソロで活動しているみたいですね。モンゴルのセレブはとても気さくで、街で見かけると写真撮影にも快く応じてくれます。ウランバートルは小さいので、有名人に出会える確立大です!ただ、そこで騒ぐのは日本人・・・モンゴル人は有名人を見かけても「あぁ、いるね。」とクールに流しています。笑

ほかにも面白いモンゴル映画、ポップカルチャーが盛りだくさんなので、またご紹介しますね☆

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鹿野 詩織
鹿野 詩織(かの・しおり)

8歳の頃、初めて出会った海外の友人がモンゴル人だったことがきっかけで、モンゴルに憧れを抱く。 早稲田大学国際教養学部在学中にモンゴル国立大学への留学が実現。 卒業後、アクセンチュア株式会社、外務省勤務を経て、日本国際協力センター(JICE)にて、モンゴルにおけるJICAの人材育成プロジェクトに携わる。 モンゴル滞在中は、孤児院支援、遊牧生活、起業も経験。 現在は早稲田大学公共経営大学院に在学し、モンゴル研究、通訳、執筆活動等を行っている。

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