宮崎とモンゴルの交流が生んだTV番組「モンゴルは今」密着取材

先日、人生初の「密着取材」なるものを受けました。密着して下さったのは、宮崎県都城市BTVケーブルテレビの方々。都城市はモンゴルと縁が深く、1999年にはウランバートル市と友好交流都市の関係をスタートさせました。先日東京オリンピックが開幕しましたが、モンゴルのホストタウンである都城市ではレスリングを中心に交流を深め、モンゴル選手団をサポートしてきました。

また、JETプログラムという、各国からの参加者が日本に住みながら、地域の外国語教育や国際化の推進に携わるプログラムを通じて、都城市ではこれまでに6名ものモンゴル人国際交流員が活躍してきました(モンゴルと都城市の交流の様子はこちらをクリック)。今回、BTVケーブルテレビモンゴル支局員として取材をして下さったツェンデスレンさんも、JETを通じて都城市で暮らし、日本とモンゴルの交流を繋げてきました。モンゴルへ帰国後は、モンゴルは今という番組を通じて、モンゴルの温かく、ほのぼのとした話題を日本に伝えています。

 

さて、取材当日。朝からバタバタと掃除を始め、ツェンデスレンさんとカメラマンさんが我が家に到着すると、まずは私と夫へのインタビューからスタートしました。モンゴルで初めて2人での共同生活をスタートさせて約1年が過ぎましたが、なかなか自分たちの生活についてじっくり振り返る機会はありませんでした。私にとってモンゴルは第二の故郷ですが、夫にとっては全くの新天地。苦労もあったかもしれませんが、これまで2人で楽しく暮らしてこれたのは、治安が良く親日国であるモンゴルの住み心地の良さ、そしてモンゴル人の懐の深さや自由で柔軟な気質に助けられた部分が大きかったと、インタビューに答えながら改めて感じました。忙しい日々を過ごしていると、なかなか自分自身のことを俯瞰して見る機会は少ないもの。人から聞かれて改めて考えること、気づくことがあって、そこでの気づきが今の自分にとって大事なことだったりします。

インタビューが終わると、「家での料理の様子を是非!」とのリクエストを頂いたので、いそいそとキッチンへ向かいました(夫が)。私は作るより食べる方が得意なので、この日2度目となる昼食のために大人しく椅子に座って待っていることに(撮影前のランチにしっかりラーメン食べてました)。

献立は、我が家のシェフお得意の親子丼とサラダ。親子丼はこれまでに何度も作ってもらっていますが、カメラが回るとシェフの表情も包丁を握る手元にも固さが見えます。途中、玉ねぎを切りながら涙を堪えられなかったシーンは、編集でカットされるのでしょうか、オンエアでしょうか。緊張が味に影響するかと思いきや、出来上がった親子丼はいつも以上に美味しくて、本番への強さを見せつけられました。ちなみに、このカメラマンさんは新入社員1年目で、日本人宅に上がるのも日本食を食べるもの初だったとのこと。私達が彼にとっての「初めて」ということで、日本人への印象アップに貢献できたでしょうか。とりあえず、親子丼は気に入った様子。

親子丼の後は、オンラインで日本語を教えているシーンや、友人にも飛び入り参加してもらってインタビューに答えてもらいました。それにしても、1つの番組を作るって大変なことですね。15分程の番組と聞いていますが、撮影に要した時間は4時間以上。ツェンデスレンさん、カメラマンさん本当にお疲れさまでした。

 

直近では、JICAモンゴル事務所の田村所長への密着取材が公開されています。番組はツェンデスレンさんのYoutubeチャンネル(Click!)からご覧いただけますので、是非チェックしてみてください。

 

 

 

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鹿野 詩織
鹿野 詩織(かの・しおり)

8歳の頃、初めて出会った海外の友人がモンゴル人だったことがきっかけで、モンゴルに憧れを抱く。 早稲田大学国際教養学部在学中にモンゴル国立大学への留学が実現。 卒業後、アクセンチュア株式会社、外務省勤務を経て、日本国際協力センター(JICE)にて、モンゴルにおけるJICAの人材育成プロジェクトに携わる。 モンゴル滞在中は、孤児院支援、遊牧生活、起業も経験。 現在は早稲田大学公共経営大学院に在学し、モンゴル研究、通訳、執筆活動等を行っている。

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