ウランバートルの新・食事情

最近、ヘビーユーズしているサービスがあります。便利過ぎて、一度使ったらやめられない。使いすぎは良くないと分かっているのに、やめられない・・・・・そうなのです、ついに、デリバリーサービスのアプリをダウンロードしてしまったのです。

少し前からウランバートルの街中を爆走する配達用の自転車やバイクは見かけていたのです。ただ、どうしても10年前のモンゴルから抜けられないわたしの頭の中の記憶が「モンゴルで家まで配達なんて無理無理。住所なんてあってないようなものでしょ。」と囁いていたのでスルーしていたのですが、どうやら本当にゴハンがおうちに届くらしい。しかも、まさかの時間通りに来るらしいと聞きつけて、アップルストアを開けてしまったのが運のツキでした。

わたしが最初にオーダーしたのは、最近はまっているフムスとピタパン&野菜スティックセット。これまでのモンゴル生活で期待しては何度も裏切られてきた経験から、「オーダーしたものが違ってもしょうがない」「最悪来なくてもしょうがない、しょうがない」と、深く傷つかぬよう未然に防衛線を張ったわたしでしたが、オーダーした19時より10分も早い18時50分にノックの音を耳にしました。まさかと思ってドアを開けると、そこには素敵な笑顔でわたしのフムスを掲げる制服姿のお兄さんが・・・!カード決済は10秒で完了。制服のお兄さんは、「Enjoy your meal! (食事、楽しんでね!)」と白い歯をチラつかせて去っていったのです。こんなこと、日本では「普通でしょ?」と思うかもしれませんが、わたしの(やや古い)モンゴル基準でいうと、奇跡に近いことが起きました。その奇跡は以下のとおり。

・場所を間違えずに来た。

・時間通りに来た。

・商品を間違えていなかった。

・合計金額を間違えていなかった。

・カード決済がすんなりできた。

・笑顔だった。

 

この日からわたしはこのお兄さんたちの虜になり、ラクしてウランバートル中の美味しいゴハンにありつけることとなりました。

他にもあるのかもしれませんが、わたしが利用しているアプリは以下の2つ。

①SONGO

アプリを開くとこんな感じ。登録されているレストラン一覧が表示されます。

自分が食べたい料理のキーワードで検索も可能。言語はモンゴル語・英語から選べます。

そして驚くべきは、日用品の買い物やクリーニングの注文もできてしまうこと・・・・!便利過ぎて怖い。

 

②もうひとつのアプリはTOK TOK。こちらもSONGOと内容は同じですね。登録されているレストランが違うので、両方ダウンロードしておくと選択肢が増えます。

TOK TOKのトップページ。

こうやって、黄色の制服を着たお兄さんがどこへでも美味しいゴハンを届けてくれます!!(写真は広告用)

 

モンゴルの新しい物・サービスへの好奇心、向上心、適応力の高さには本当に驚かされます。制服のお兄さんたち、これからもお世話になります!!

 

 

この記事を書いた人write

鹿野 詩織
鹿野 詩織(かの・しおり)

8歳の頃、初めて出会った海外の友人がモンゴル人だったことがきっかけで、モンゴルに憧れを抱く。 早稲田大学国際教養学部在学中にモンゴル国立大学への留学が実現。 卒業後、アクセンチュア株式会社、外務省勤務を経て、日本国際協力センター(JICE)にて、モンゴルにおけるJICAの人材育成プロジェクトに携わる。 モンゴル滞在中は、孤児院支援、遊牧生活、起業も経験。 現在は早稲田大学公共経営大学院に在学し、モンゴル研究、通訳、執筆活動等を行っている。

一覧へ戻る