高度警戒準備態勢の期限が延長されました

今日、モンゴルでは選挙後初となる国家非常事態特別委員会が開催されました。最近、レストランやバーの閉店時間が22時から24時に延長されたり、博物館や図書館の営業も再開になったので、「これはもしかしたら、大幅に対コロナ措置が軽減されるのでは・・・?」と微かな期待を抱いていたのですが・・・・高度警戒準備態勢、まだ続きます。

とりあえず今回の延長措置の期限は7月15日までとなっており、今後約2週間毎に国家非常事態特別委員会が開催されて、その都度対応が協議されるそうです。日本をはじめ、主にアジア諸国ではフライトの運行も含めて対コロナ対策緩和の流れがあるなか、モンゴルも同様の流れを追うことになるのでしょうか。一部の噂では、国家非常事態特別委員会が今後頻繁に開催される理由は、「非常事態が継続されることに対する国民のフラストレーションを受け流すために、柔軟に対応する姿勢を見せる」という政府の『作戦』だという声もありますが・・・・いずれにしても、状況の変化が激しいなかで、フレキシブルに対応する体制が整えられることはプラスです。

 

また、今回の国家非常事態特別委員会を受けて、モンゴルの入国管理局は「モンゴルに短期査証で滞在していて本当は母国に帰らなければいけないけど、コロナのせいでモンゴルから出られません」という外国人に対して、滞在査証の期日を7月15日まで延長すると発表しました。(ただ、「モンゴルにいなければいけない特別な理由」がない場合には「チャーター便に乗って帰りなさいよ」と言われてしまうらしいので、誰でも延長できるわけではありません。)この特別措置の期日を「7月15日まで」と決定したことで、7月16日以降フライトは正常化するのではないか!?という期待感が高まり、7月16日以降のフライト予約は次々と埋まっているそうです。未だに、モンゴルに戻ってこれずに国外で厳しい状況に追い込まれているモンゴル人方は多く残っていますし、逆にモンゴルにベースがあるのに日本からモンゴルに戻ってこられず困っている日本人の方も複数名いらっしゃるので、過度な期待はしないようにしつつも、移動の制限が緩和されることを願います。

 

現在、モンゴル国内では市中感染が広がっていないものの、いよいよ夏本番で人々の気が緩んでいるのも確かです。これまでのモンゴル政府と国民の頑張りが無駄にならないよう、最後まで市中感染者ゼロで乗り切りたいものです。

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鹿野 詩織
鹿野 詩織(かの・しおり)

8歳の頃、初めて出会った海外の友人がモンゴル人だったことがきっかけで、モンゴルに憧れを抱く。 早稲田大学国際教養学部在学中にモンゴル国立大学への留学が実現。 卒業後、アクセンチュア株式会社、外務省勤務を経て、日本国際協力センター(JICE)にて、モンゴルにおけるJICAの人材育成プロジェクトに携わる。 モンゴル滞在中は、孤児院支援、遊牧生活、起業も経験。 現在は早稲田大学公共経営大学院に在学し、モンゴル研究、通訳、執筆活動等を行っている。

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