モンゴルの新型コロナウイルス対策・措置の変更点(2)

なかなか終息しない新型コロナウイルスですが、モンゴル政府から新たな措置について発表がありました。継続措置も含め、日本人渡航者に影響する可能性がある点は以下のとおりです。

 

①3月29日(日)まで、中国からの入国は陸路・空路ともに禁止。

②3月28日(土)まで、日本(成田)、韓国(仁川・釜山)、ロシア(イルクーツク・ウラーンウデ)間の定期便を停止。

③3月29日(日)まで、過去14日以内に中国(香港、マカオを含む)及び台湾に滞在・通過歴がある場合は入国・査証発給が禁止。

④しばらくの間(具体的な期間指定なし)、過去14日以内に、日本、韓国、イタリア、イランに滞在歴がある場合は入国・査証発給が禁止。

 

日本人の方が日本からモンゴルに入国する手段は、現時点ではロシア(モスクワ)もしくはトルコ(イスタンブール)経由に限定され、且つ、ウランバートルに到着後に入国拒否される可能性があります。(その場合は、日本・韓国・中国への直行便はストップしているので、ロシアもしくはトルコ経由で日本に戻るしかありません。)

また、入国が許可された場合でも、入国後14日間は現地病院への隔離措置が取られる可能性が高く、決して衛生的とは言えない病院の中で、しかも感染可能性がゼロではない他の人達と相部屋で2週間を過ごさなければいけないという状況です。

 

モンゴルの医療水準はまだまだ低く、感染が拡大した場合の治療体制が整っていないことから、政府は躍起になって対策を強化しています。(選挙キャンペーンも兼ねていると思いますが。)

まだ公式発表はありませんが、直近で日本での滞在歴がある場合は、ロシア・トルコからの入国もできなくなる可能性があるとの情報もありますので、モンゴルへ渡航予定のある方は十分お気を付けください。

 

 

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鹿野 詩織
鹿野 詩織(かの・しおり)

8歳の頃、初めて出会った海外の友人がモンゴル人だったことがきっかけで、モンゴルに憧れを抱く。 早稲田大学国際教養学部在学中にモンゴル国立大学への留学が実現。 卒業後、アクセンチュア株式会社、外務省勤務を経て、日本国際協力センター(JICE)にて、モンゴルにおけるJICAの人材育成プロジェクトに携わる。 モンゴル滞在中は、孤児院支援、遊牧生活、起業も経験。 現在は早稲田大学公共経営大学院に在学し、モンゴル研究、通訳、執筆活動等を行っている。

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