ロックバンド”The HU”

突然ですが、こちらの動画をご覧ください。

 

狼の遠吠え、馬の嘶き、あぁ~のどかなモンゴル・・・と思いきや、一転おどろおどろしい雰囲気に。

馬頭琴の音色が聴こえたかと思えば、そこに畳みかけるように男たちの地鳴りのような歌声が。

一度見たら忘れられない、この感じ。最近、日本でも話題になっているThe HUというロックバンドです。

 

彼らの”Yuve Yuve Yu”という楽曲は、既にYoutubeで1,000万回以上再生されているのですが、彼らがここまで注目を集めた理由はいったい何なのでしょうか。

ビジュアルからくるインパクト?伝統楽器×現代音楽の融合??代弁者としてのカリスマ性???

 

色々な要素があると思いますが、モンゴル人の琴線に触れたのは、彼らが表現するモンゴル民族のプライドと現代社会へのアンチテーゼではないでしょうか。

大自然との共存、ユニークな伝統文化、かつて一大帝国を築き上げたそのパワー。

そんなモンゴル人の誇りを全面に出しつつ、現代の、特に都会に暮らすモンゴル人の変わってしまった姿について、「お前ら、それでいいのか?」と、The HUは問いを投げかけます。

 

Youtubeには英語の歌詞も付いているので、是非ビジュアルだけでなく、彼らのメッセージにも注目してみてください。

モンゴル社会における葛藤が伝わってきます。

 

この記事を書いた人write

鹿野 詩織
鹿野 詩織(かの・しおり)

8歳の頃、初めて出会った海外の友人がモンゴル人だったことがきっかけで、モンゴルに憧れを抱く。 早稲田大学国際教養学部在学中にモンゴル国立大学への留学が実現。 卒業後、アクセンチュア株式会社、外務省勤務を経て、日本国際協力センター(JICE)にて、モンゴルにおけるJICAの人材育成プロジェクトに携わる。 モンゴル滞在中は、孤児院支援、遊牧生活、起業も経験。 現在は早稲田大学公共経営大学院に在学し、モンゴル研究、通訳、執筆活動等を行っている。

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