【重要】TDBによるウランバートルシティバンクの吸収合併について

(抄訳)モンゴル貿易開発銀行とウランバートルシティ銀行の合併について

モンゴル貿易開発銀行(以下、TDB)は、ウランバートルシティ銀行(以下、UBCB)を吸収合併することを決定しましたので、お知らせ致します。

TDBは1990年に、モンゴル政府の銀行セクターの健全な発展と、社会主義経済から市場経済への円滑な移行を目的とした銀行再構築プログラムの一環として、従前の中央銀行の位置付けにあるモンゴル銀行の貿易部門が分離独立して設立されました。以来、モンゴル国内外のお客様のニーズに対応する様々な金融ソリューションを提供して参りました。現在では、2019年末時点での総資産 MNT 7.8兆(約USD28億相当)と企業融資を主体とするポートフォリオから、モンゴル国内第2位の商業銀行として位置付けられており、総資産ベースでの国内市場シェアは22.0%を占めています。
私たちは現在、新型コロナウイルス感染症のパンデミックという前例のない困難に直面しております。感染拡大により、世界各国の国際貿易と経済環境が悪化している厳しい状況においても、モンゴル中央銀行の全面的な支援のもと、戦略的な決定としてUBCBとの合併を皆さまにお知らせできる事は、かかる困難な環境の中で、モンゴル銀行セクターの一層の持続可能な発展の為、大変意義のある事と考えています。

UBCBはモンゴルの銀行セクターで約5%の市場シェアを占める銀行です。ウランバートル市内に33の支店を持ち、主に中小企業および小売顧客に包括的な銀行サービスを提供しています。1998年7月にウランバートル市政府によって設立後、民営化の道を辿り、現在はTDBの筆頭株主であるエルデネビレグ氏が筆頭株主となっています。

同じ株主が両銀行の過半数の株式を保有していることより、TDBがUBCBを吸収合併することで、次のような利点があるものと考えています。

1.市場シェアの拡大:吸収合併の結果、TDBの市場シェアは総資産、顧客預金及びローンに関して、5%以上拡大する事が見込まれています。なお、2019年度のUBCBの総資産はMNT1.7兆でした。
2.顧客基盤と資産内容の多様化:TDBは現在、モンゴルの企業金融に焦点を当てており、モンゴル国内の大手法人顧客との取引が主体となっています。一方で、一層の成長を期する上で、SME(中小企業)及び零細小売市場への事業拡大が必要不可欠です。この度の合併により、顧客基盤の拡充とローンポートフォリオの多様化を図るべく、SME(中小企業)及び零細小売市場へと事業拡大することで、モンゴル金融セクターにおけるより磐石な経営基盤を確立させることを目的としています。
3.更なる市場プレゼンス:合併の結果、TDBはモンゴル国内に合計91の支店網を保有することになります。拡大した新たな支店網においても小売及び中小企業の顧客へより良いサービスの提供を実現し、地域金融の担い手として一層真価を発揮してまいります。
4.運用効率の向上:合併シナジー効果を最大限に発揮し、これまで培ってきたTDBとUBCBの各々の「強み」と「特長」を活かし、顧客基盤の多様化、ネットワークの拡大、競争力強化、経営効率化を進展させる事で、強固な経営基盤を構築することを目的としております。
5.業務純益の拡大・純利益の確保:潜在的なコスト削減を通じて、資産と資本の一層効率的な運用を図り、業務純益の拡大と安定した純利益の確保に努めます。

この取引は株主による承認とモンゴル銀行からの規制当局による承認の対象となり、2020年6月末を目途に完了する予定です。ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

モンゴル貿易開発銀行

By:
Name: Orkhon Onon
Title: Chief Executive Officer

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